久しぶりに最後までやり切った作品作り
メタルとレジン
元々グラフィックを仕事にしていて、いつかリタイヤした時に出来ることを身につけたいと、8年ほど前から5年をかけて知る人ぞ知る「ユザワヤ」さんでメタルエンボッシングという手工芸を勉強した。図案を考えるのはお手のものだが、素材のこと、作り方、見せ方など、自己流には限界があると思ったからである。一応人に教える教室はやっても良いというお墨付きはいただいた。両親の介護や看取りを終えはや3年。リタイヤを機に今一度チャレンジし始めたのだ。今回沖縄でレジンアートを体験し、このメタルアートとレジンアートを融合した形で作品が作れるようになるのが最終目的だ。根性もなくなりつつある我が身だが、追われる事もない自由人。がんばれまどか!と思ってやっていくつもりだ。
デザインはお手のもの
まずは作りたいデザインを考える。今回は海の家の看板を作る。
- 目の前が海なので、モチーフは波と空と灯台。レトロな感じに仕上げるように色気に工夫をする。土台はIKEAで売られていた鉢置きの皿。シルバー好きの私はいろいろなシルバーの素材をある右手持っている。今回は手元にあったものを使う。
- 鉢置きの皿にプライマーをぬり、ブルー系で空を表現する。
- メタルで灯台と太陽、波とエンボスして腐食や磨き、塗装などをしておく。
- 看板の中心に入る名前プレートと建築年の97も同じように作っておく。
- それぞれの部品が出来上がったところで、皿にレジンを流し、看板土台を固める。
- 名前プレートと数字の装飾を、本体から少し浮かせるように接着する。
これで出来上がり。耐光性のあるレジンなので、野外においても大丈夫なはず。どのくらいの時間変色せずに保つか楽しみだ。
このあとは、波のレジンを中心にしたものを作ろうと思っている。またお楽しみに!