今日のお題は夏の羽毛ふとん
皆さんは夏どんな夏布団を使っていますか?タオルケットでしょ、いや〜、今時は綿毛布やガーゼ布団じゃない?なんのなんのやっぱりひんやり系進化布団じゃないの?なんて声がたくさん聞こえますが、いちばんのおすすめは羽毛肌掛布団(ダウンケット)です。肌掛け布団の多くは羽毛充填量は大体200g〜250gほど、夏の一番暑い頃に使う羽毛布団です。厚みは、一般的な羽毛布団の1/3くらい、1枚で見るとなんとも貧乏くさいじゃん的に薄っぺらいんですがこれが優れもの。羽毛は吸湿性と放湿性にすぐれているので、暑い夏の寝苦しさも、夏のエアコンの冷えにも対応!布団の中の温度を快適は保てます。またお手持ちの羽毛布団とあわせて使えば(四隅のループで止めれば大丈夫です)オールシーズン使えるだけじゃなく、通常の冬用羽毛布団よりさらに空気をたくさん含むので、より暖かく寝ることができます。
このクソ暑い時期にこんなこと書いてる訳
そう暖かく寝ることを力説したいんじゃなくて、涼しく眠れますを言いたかったんです。この夏に向けて、我が家は旦那の夏布団を新調しました。私はとんでもなく暑がりなので、幼稚園児のように夏はお腹の上にタオルケットで十分ですが、うちの旦那はそうはいかない。寒いんじゃなくて何か掛けていたい派の人。毎年夏近くなるとテレビに流れるダウンケットのCMに触発されて、「あれいいと思わない?」と聞かれる。10年程布団屋さんの仕事もしてきたので、その良さは十分に知っているけどお付き合いがある時はなんか買えなかった。そいで持って今年もその話に。仕事の関係が無くなると、何処で買おうがお構いなしなので色々知識を総動員して調べてみた。するとお買い得じゃんという布団に巡り合った。
新品の羽毛は要らない
今回買ったのは側生地は綿ポリ混合生地(この方がお安く肌触りがひんやり)で羽毛充填量(つまり羽毛の入っている量)は400g。立体キルト6箇所のループがつき仕上げ。羽毛そのものはエコ羽毛(リサイクル羽毛のこと)ダウン85%クリーン加工付きというもの。リサイクル羽毛じゃん!と突っ込む声に応えておくと、羽毛は材料の採取の時点でよく洗浄されているが生産工場や生産国で若干ニオイが残ったりしていることがある。特にふえざーの場合は顕著にわかることが多い。またダウンもダウンボールと言ってふんわりする細かな羽の枝葉があるんだけど、物によっては固まったり、ダウンパワーの低いものとなってします。難しくいうとこんなことが新しい羽毛でもあるわけ。じゃエコ羽毛つまりリサイクル羽毛は?というと布団屋さんや洋服などで一度製品化されたものをリサイクル素材とし、洗浄選別抗菌加工などを施しダウンパワーを十分引き上げたものを材料として新たな布団に仕立て上げるというもの。同じ内容量で同じ抗菌性同じダウンパワーならリサイクル羽毛の方がニオイがなくていいくらいだ。近年羽毛も高騰が続いていて、新品の羽毛布団は値上がり続き。少しでもお得で値頃感があり、使い勝手も良く資源を大切にするならエコ布団に限るというわけ。新品同クラスの肌掛け布団と比べると8000円ほどお安く買える。言っておくけどダウン85%以上は譲れない。
これは今回買った布団のメーカーさんの写真です。
というわけでうちの旦那は満足です
仕立て直しだと約1ヶ月くらいはかかるのだけれど、今回の肌掛け布団は一応製品なので注文したらあっという間に(3日ほど)で届いた。なんと送料込みで7千円ちょい!本当に良いお買い物でした。早速使った旦那は、軽いし体にまとわりつかないし、すごくいい感じだよ。といってます。皆さん寝苦しい日が続きます。布団を見直してみるのもいいかもしれませんよ。