さて話は昨日のつづき…
故宮博物館へはオープントップバス青ルートで行く予定だったのですが、運行時間が事前確認時と違っていたので、MRTで土林駅へそこから在来バスで故宮博物院正館入り口まで行きました。結構な山のてっぺんなんですね。息子君は修学旅行だったので観光バスで移動したせいか、車酔いするタイプで車に乗ると速攻寝落ちするからなのか、博物館がある場所の感想なんて一言も言っていなかったので新鮮でした。東京に住んでいると博物館美術館といって最初に思い浮かぶのは上野。あんな感じで街中にあるのかと思っていたもんで、でへ。この故宮博物館は台湾観光ルートの王道でどのツアーで行ってもほぼ寄るんじゃないかしら。お約束は水晶の白菜と角煮です。他にも博物館なので常設展示や企画展示を含めると膨大な量の展示がありますが、まずはこちらが2大スターです。どういうものかって?もうそのまんま、水晶を立体的に彫刻した作品ですが、作られた時代やモチーフの表現方法はほんと素晴らしい。職人さんの技ですね。展示室は英語、韓国語、日本語の説明もちゃんとあってわかりやすかったです。
みんな写真や動画を撮っていた、自由でいいね。
もう一つの定番、衛兵交代式!
定番観光の衛兵交代式は、忠烈祠や中正紀念堂で見られるそうで、故宮博物館から行きやすい忠烈祠に行きました。白亜の入口門を抜けると広く美しく手入れされた広場があります。時間ギリギリに到着したので、交代式はスタートしていましたが瞬き一つしない凛とした衛兵さんが見張り台座から降り、遠くから足音も高らかにしか〜し非常にゆっくりとした足取りで交代する衛兵さんが行進して行きます。銃剣によるパフォーマンスやしきたりに乗っ取った交代式はとても真剣!衛兵さんたちはとてもカッコいいです。交代し台座に上がった衛兵さんは、これから40分以上微動だにせず立ち続けるとか。そしてなんと1日に9回ほどもこれをやるそうです。この忠烈祠は、国のために殉難した烈士を追悼するところです。衛兵交代も素敵ですがその建物も本当に美しく、内部の展示も含めぜひくるっと回って欲しいものです。あまり観光客がいなかったせいか、管理をしている職員の若者が、唯一一人だけ日本人が祀られていると教えてくれました。山田良政という日本人。そうなんです、彼は烈士の中の唯一の外国人で日本人でした。青森の出身だそうです。
本日最後のお楽しみはカキ氷!
衛兵交代も見学したし、夕暮れ時も近いけどこれだけは外せない。1日動き回ったわたしの頑張りに、旦那もスケジュール飛ばすことなく、有名カキ氷屋さんへGO!それはマンゴーかき氷屋さん「冰讚」。今年の営業はどうやら始まったばかりだそうで、開いててよかった〜って感じ。マンゴー好きのわたしにとって嬉しいご褒美です。大人気で並ぶし売り切れのこともあるということでしたが、時間が良かったのか平日連休前だからなのかすんなり入店できました。注文の仕方にルールがあって、注文前に席は取らない。注文後席で待ちベルがなったら自分でとりに行く。食べ終わったら食器を片付ける。オールセルフ方式です。なんだかなぁと思ったそこのあなた!少ない人数で回しているのでご協力を!ということだそうです。メニューも日本語表記があり安心、味は評判通り格別でした。わたしは王道マンゴーカキ氷、旦那はあずきミルク(沖縄ぜんざいみたいです〜)美味しくいただきました。
頭がキンキン、体がひんやりしたところで今日はここまで!じゃ。